中絶手術の流れ

日帰り中絶手術までの流れ

初診時

  1. お電話またはインターネットにて、初診のご予約をしていただきます。直接ご来院頂いても構いません。必ず保険証をご持参ください。
  2. 診察をさせて頂き、超音波検査にて胎児が子宮内にいるかどうかを確認させていただきます。胎児の大きさを測定し、正確な週数を出します。当院では入院設備がございませんので、妊娠11週6日までの中絶しかお受けしておりません。
  3. 手術日を相談し、当院の予約状況と患者様のご都合を確認し、手術日を決定させていただきます。併せて、手術をご希望の方には、手術前に必要な血液検査を行います(貧血の有無、血液型の検査、肝炎、HIVなどの感染症の検査など 8,000円 税込)。
  4. 手術後に服用する抗生物質、子宮収縮剤、痛み止めなどのお薬の処方箋をお渡しいたします。お薬をお受け取り頂いて、薬剤師よりお薬についての説明をお受けいただきます(手術日は、麻酔がかかっているため、意識がはっきりしている初診の診察時にお薬をお渡し致します)。

※初診時はご相談のみの場合は無料です。当院が合わないと感じられた方は、無理に当院で手術をお受け頂く必要はございませんので検査は後日でも結構です。まずはお気軽にご相談ください。

手術費用をクレジットカード払いの場合には、手術日にカード決済不可になり手術が延期となるなどのトラブルを防止するために、手術日当日より前のカード決済をお願いしております。(12週を超えて中期中絶手術となってしまうことを防ぐため)

日帰り中絶手術当日の流れ

  1. 手術を受けられる患者様には、前日21:00より絶飲食をお願いしております。
  2. 当日は、朝8:30までにご来院下さい。
  3. 回復室(ベッドのある部屋)にお入りいただきます。体調のチェックをし、血圧の確認等の術前準備を致します。
  4. 12:00〜13:00頃に処置室にお入り頂き、麻酔を行います。人により麻酔の効果は異なりますが、数種類の麻酔の組み合わせにより、ご本人のベストな状態にして麻酔が十分に効いていることを確認して手術を開始いたします。
  5. 手術時間は約10分〜15分です。麻酔が覚めるまでには2~3時間かかりますので回復室にてお休みいただきます(お迎えにこられる方は、平日15時~15時半、土曜14時頃にお願い致します)。
  6. 絶飲食で来院されるので、麻酔から覚めた後にお茶とお菓子をお出しさせていただいております。食べられない方は、無理をされずに残してください。
  7. ご本人の意識状態や出血、子宮収縮の状態を確認し、退院とさせていただきます。
  8. 手術後は、前回お渡しした子宮収縮薬・抗生物質・痛み止めなどを服用して下さい。

※ 当日は、日帰り手術ですので、ご自分でお車や自転車を運転して来られることはおやめください。麻酔をかけますので、運転してお帰り頂くことは安全のためにお断りしております。

また、麻酔が覚めてからお帰りいただくようにしておりますが、人によって当日中はふらつき、めまいが残る方もいらっしゃいます。お迎えの方にいらしていただくことをおすすめいたします(お迎えにこられる方は、平日15時~15時半、土曜14時頃にお願い致します)。

中絶手術後の流れ、注意点

  • 手術後の炎症、出血などの状態を確認させていただくために、手術後は、2日後〜1週間後を目安としたご都合のよろしい日時に、診察においで下さい。
  • シャワーは翌日から大丈夫です。仕事や外出、軽い家事などの日常生活は、無理のない程度に今まで同様に生活していただけます。出来れば手術後2〜3日は安静にしていましょう。
  • 手術後の出血の量は、人によって非常に個人差があります。手術直後から全くない方、手術直後がなくて、数日たってから急に出血が見られる方、最初から出血が多い方など様々です。また、血のかたまりのようなものが出てくる場合もあります。出血は7日前後で止まってきます。
  • 抗生物質、子宮収縮剤などの出されたお薬は、手術後の、万一の合併症を予防するために必要なお薬ですので、必ず飲んでください。風邪薬を服用中の方であっても、一緒に服用して頂いて構いません。
  • 性交渉は2週間程度避けてください。その後もまだ感染しやすい状況が続きますので、必ずコンドームを付けてください。手術後、生理がまだ来ていなくても妊娠する可能性はありますので、避妊が必要です。
  • 術後は、頭痛、めまい、肩こり、下腹のはり、気分の不安定などの症状が出やすいので、無理をなさらないようにして下さい。
  • 今後も継続して妊娠を希望なさらない方には、低用量ピルなどの避妊方法についてのご説明をさせていただきますのでご相談下さい。

中絶手術費用

※2025年4月以降、11週6日までの初期人口妊娠中絶を選択された方にも住民票のある自治体から10万円の妊婦支援給付金が支給されます。当院では、横浜・神奈川でも最安値級の価格と豊富な実績で安全な処置をお受けいただいており、この制度を利用した場合の自己負担額は0円となっております。

週数による追加費用・術前診察・術後検診・麻酔代を含む料金となります。
※ 手術前の検査費用として別途、クラミジア、梅毒、C型肝炎、B型肝炎、HIV検査、血液型検査、貧血検査、超音波検査代として8,000円(税込)を頂きます。
※ MVA(手動真空吸引法)をご希望の方は別途33,000円 かかります。
※ 一度も心拍が確認できないまま、流産手術となった方については、保険適用となり給付金の対象外となります。

ご相談のみの場合の診察代は無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。

制度についてのご案内はこちらをご覧ください
横浜市民の方の補助金(妊婦のための支援給付)の概要について詳しくはこちら

こども青少年局こども福祉保健部地域子育て支援課
電話:0120-616-626(妊婦のための支援給付コールセンター)


 

手術当日の持ち物

生理用ショーツ、夜用ナプキン(3枚)、手術同意書