ヘルスチェックプラス(生活習慣病検査)

生活習慣病検査(ヘルスチェックプラス)とは?

ヘルスチェックプラスを追加することで、標準的な婦人科検査だけでなく、一般的な健康診断の採血項目を加えることができます。

一度の採血で、婦人科疾患だけではなく、生活習慣が起因するさまざまな疾患までを同時に検査することができ、女性の健康をトータルにチェックすることが可能です。

婦人科専門クリニックという特性上、胸部X線検査、胃の検査(胃カメラ・バリウム・腹部超音波)は行いません。そのため、胃カメラ・バリウムが苦手な方でも、気軽に健康への意識を高めていただくことが出来ます。

生活習慣病検査の費用

内容費用
生活習慣病検査項目一覧
(ヘルスチェックプラス)
+5,500円(税込)(自費のみ)
  • ※ 胃や腸といった消化器系の検査も受けたい方は、消化器専門クリニックで別に受診を希望される事をおすすめ致します。
  • ※ 胸部X線検査・視力・聴力検査を含まないため、お勤め先等へ提出する法定健康診断としてお使い頂くことは出来ません。

生活習慣病検査の検査項目

種別検査項目費用検査内容
尿検査比重腎臓の働きに異常がないかを調べます。
pH腎盂腎炎や尿路感染症、糖尿病や脱水などの疑いがないかを調べます。
蛋白

腎機能障害や尿路(尿管・膀胱・尿道)の異常がないか調べます。

健康な場合でも激しい運動やストレスなどにより陽性になることがあります。

陽性の場合、糖尿病が疑われます。腎臓の働きが落ちた場合にも尿糖がでます。
潜血腎盂腎炎・尿道炎・膀胱炎・前立腺炎・急性腎炎・腎尿路系の結石や腫瘍などで陽性となる場合があります。生理中の場合も陽性となることがあります。
ケトン体糖尿病だけでなく、妊娠悪阻、過度のダイエット、下痢、嘔吐、激しい運動後、などの場合に陽性を示すことがあります。
ウロビリノーゲン胆汁色素の代謝異常や肝細胞の障害などで増加を示します。
尿沈査尿を遠心分離器にかけたときに沈殿してくる赤血球や白血球、細胞などを顕微鏡で観察し、腎臓などの異常の診断をします。
肝機能検査GOT,GPT肝臓に多く含まれる酵素です。肝臓障害、心筋梗塞、胆道系の診断に有効な検査です。
LDH急性肝炎や肝臓がん、あるいは心筋梗塞のときに著しく増加します。そのほか、慢性肝炎や肝硬変などの肝臓病、腎不全、悪性貧血でも高値を示します。
ALP肝臓や骨に多く含まれる酵素です。肝臓疾患、悪性腫瘍、骨疾患、妊娠などで値が高くなります。
y-GTP特にアルコールに敏感に反応し、アルコール性肝臓障害の目安になります。
膵機能検査アミラーゼ消化酵素の一つで主に膵臓や唾液腺から分泌されます。高値の場合は膵臓の病気などを疑います。
脂質検査総コレステロール、中性脂肪血液中のコレステロールや中性脂肪が多くなりすぎると、動脈硬化症や心臓病などの循環器障害の原因となります。
HDL/LDLコレステロール

総コレステロール値が高くなくても、HDL(善玉)コレステロール値が低いと、動脈硬化が進んで狭心症や心筋梗塞を引き起こしやすいことがわかっています。

LDL(悪玉)コレステロールは増加すると動脈硬化を促進させます。

痛風検査尿酸血液中の尿酸値を測定する検査です。高尿酸血症、痛風の有無を調べます。
腎機能検査クレアチニン
尿素窒素(BUN)
血液中に含まれる老廃物です。高値の場合、腎臓や心臓の障害が疑われます。
一般血液検査白血球数感染症や炎症の有無、血液の疾患などの診断に不可欠な検査です。極めて高値の場合には、白血病や敗血症などが疑われます。低値の場合は、骨髄の働きの低下が疑われます。
赤血球数身体中に酸素を運ぶ大切な役割をしています。少ないと酸欠状態になり、貧血を引き起こします。多すぎる(血液が濃くなる)と、流れづらく血管が詰まりやすくなります。
貧血検査ヘモグロビン赤血球の成分のひとつで、「血色素」とも呼ばれます。貧血の診断の指標となります。
ヘマトクリットヘマトクリットとは、一定量の血液に含まれている赤血球の割合です。低値の場合は貧血、高値の場合は脱水症状、多血症が疑われます。
血小板数血小板は出血を止める働きをします。血小板数が少ないと、血が止まりにくくなります。高値の場合は、悪性腫瘍、鉄欠乏性貧血等が疑われ、低値の場合は、再生不良性貧血、急性白血病、肝硬変等が疑われます。
血清鉄鉄欠乏の状態をみます。
血清フェリチン可溶性の鉄貯蔵蛋白の一種です。低値の場合、鉄欠乏性貧血を疑います。
糖尿病検査ヘモグロビン(Hb)A1c高値の場合、過去1~2ヶ月間の血糖値が高いことを示します。
空腹時血糖血液中のブドウ糖の濃度から糖尿病の診断を行う重要な検査項目です。血糖値が高い状態のまま放置すると、腎臓病、視力低下など、神経系にも合併症が生じるため注意が必要です
空腹時尿糖尿中のブドウ糖を検出することが目的です。尿糖が陽性の場合、糖尿病の可能性を強く疑います。
循環器検査血圧赤血球の成分のひとつで、「血色素」とも呼ばれます。貧血の診断の指標となります。

心電図検査の費用

ヘルスチェックプラスとは別オプションとなります。

検査項目検査内容検査費用
循環器検査オプション安静時心電図心電図とは、心臓の筋肉が縮む時に生ずる電力の記録です。不整脈や心筋異常(心筋梗塞、狭心症など)、刺激伝達異常等、多くの情報が得られます。+3300円(税込)