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横浜市神奈川区六角橋1-6-14
白楽メディカルセンター4階

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ディナゲスト(40歳を超えて月経困難症に苦しむ方へ)

低用量ピルは、避妊のためのみならず、月経痛や月経不順の改善などの様々なメリットがある薬ですが、血栓症のリスクがあるために、片頭痛がある方、35歳以上で1日15本以上の喫煙者、重度の高血圧症の方、40歳以上の初回投与、BMI30以上の肥満の方など、内服ができない方も多くいらっしゃいます。
このような方にお勧めしたいのが、ミニピルと呼ばれる黄体ホルモン単独のホルモン剤です。一般的な低用量ピルやその他の月経困難症治療薬(フリウェル、ルナベル、ジェミーナ、ヤーズ)は、排卵を抑える効果を強めるためプロゲステロン(黄体ホルモン)にエストロゲン(卵胞ホルモン)を加えた混合ホルモン剤です。
この2種類のホルモンのうちの血栓症の原因となる卵胞ホルモンを含まない、黄体ホルモン単独のホルモン剤をミニピルと呼び、世界では幅広くの方々に服用されています。とはいえ、我が国では避妊を目的としている黄体ホルモン単独のホルモン剤はまだ認可がされていません。
そのため、避妊を目的とした場合にも、治療用の黄体ホルモンを「ミニピル」として自費で服用することが現実的には行われてきています。

治療用の黄体ホルモンとしては、ディナゲスト(ジェノゲスト)があり、ディナゲストは低用量ピル(OC/LEP)の黄体ホルモンを改良・改善させた黄体ホルモン剤で、卵巣の機能を抑制し、子宮内膜の増殖を抑制し、また子宮内膜症の病巣の増殖を抑制することにより、月経痛、月経時以外の痛みなどの子宮内膜症の症状を改善します。
低用量ピルに含まれるエストロゲンが含まれていないので、40歳以上の方の初回ピルの投与の制限もなく、副作用の血栓症のリスクが少なく(0%ではありませんが... ) 喫煙者、てんかんの既往のある方、高血圧のある方にも使用しやすいお薬です。

ディナゲストは以前よりディナゲスト1.0mgが子宮内膜症や子宮腺筋症に伴う疼痛改善の治療薬として承認されていたのですが、2020年からディナゲスト0.5mgが承認されて月経痛の改善(月経困難症)を目的に処方することができるようになりました。
月経困難症とはいわゆる生理痛とされる下腹部痛を主訴とし、頭痛、吐き気、憂鬱、いらいらを伴う症状です。したがって、これまで月経困難症治療薬や低用量ピルでつらい月経痛を抑えてきた方で、40歳を超えて喫煙や肥満、片頭痛などがあり、低用量ピルを服用し続けることに不安を感じている・・・といったような方や、40歳を超えて低用量ピルを服用したことがなく、月経困難症に苦しんでいる(=40歳以上の初回投与)といったような方に特におすすめです。
ディナゲスト(ジェノゲスト)は、月経痛、過多月経にかなりの効果を認める上に、排卵を抑制しますので、妊娠する可能性は低く、海外では血栓リスクのある方や、授乳中の方の避妊法として使われることもあるのですが、黄体ホルモン単独のホルモン剤ですので、低用量ピルに比べると避妊効果は弱いです。
そのため、日本では避妊の適応はなく(0.5mg、1.0mgともに避妊適用なし)、妊娠する確率は0%ではありませんので、避妊は他の方法の併用も必要とされています。
また、副作用としては、黄体ホルモン単体の薬なので、低用量ピルと比べて期間が予測不能の不正出血(2~3か月位)があります。不正出血は、服用を継続していくと、ほとんどみられなくなりますが、症状によっては医師との相談が必要となることもあります。

その他、稀ですがエストロゲンの分泌を抑制して、更年期障害の症状が発現することがあり、抑うつ症状、脱毛、発疹などの報告もあります。
そのため、当院ではこれまでピルや月経困難症治療薬の服用をなさったことのない方については、初回は1シートの処方をおすすめしております。(保険適用ですので、合わなかったからといって返品はできませんので・・・)
このように、ディナゲスト(ジェノゲス)には、デメリットもある上に、ピルに比べると避妊効果は低く、月経困難症治療薬であるフリウェルや低用量ピルのファボワールなどと比べると保険適用とはいえ、お値段も高いため、20代、30代で血栓症リスクのない方には、積極的にはおすすめはしません。
当院では、月経困難症治療薬であるディナゲスト0.5mgと子宮内膜症治療薬であるジェノゲスト1.0の取り扱いがあり、料金はそれぞれ下記の通りです。

つらい月経痛でお悩みで、血栓症リスクにより、ピルやその他の月経困難症治療薬を服用できずにお悩みの40代以上の方やヘビースモーカーの方などは、ぜひ当院までご相談ください。

費用(保険適用の3割負担額)

♢初診♢

種類 1シート 2シート 3シート 1シートあたり
ディナゲスト0.5
(月経困難症治療薬)
3,670円 6,280円 8,880円 ( +2,600円)
ジエノゲスト1.0
(子宮内膜症治療薬)
2,960円 4,850円 6,740円 ( +1,890円)

♢再診♢

種類 1シート 2シート 3シート 1シートあたり
ディナゲスト0.5
(月経困難症治療薬)
3,190円 5,790円 8,390円 ( +2,600円)
ジエノゲスト1.0
(子宮内膜症治療薬)
2,470円 4,360円 6,250円 ( +1,890円)

※ディナゲスト0.5は月経困難症、ジェノゲスト1.0mgは子宮内膜症の治療薬です。
※上記は保険診療の3割負担額です。保険証をお忘れなくご持参下さい。
※ほかの治療や投薬を同時に行った場合には、別途、料金がかかります。

ディナゲスト錠を服用ができない方

①原因不明の異常な不正性器出血(子宮癌の検査は施行しているか?)
②妊娠、妊娠している可能性がある方。
③以前に黄体ホルモンが含まれている成分で、発疹やアレルギー症状の発言があった方。
④子宮の腫れ(子宮腺筋症など)が著しい方。
⑤重症の貧血を指摘されている方。(事前の鉄剤投与が必要です)

以下の方はかかりつけ医にご相談して下さい

  • 子宮筋腫のある方(不正性器出血の量が多くなったり、稀にですが大量出血が起こったりする可能性があります。)
  • うつ病、うつ状態の方またはその状態になったことがある方。
  • 肝臓に障害のある方。
  • 貧血の強い方。
  • 授乳中の方。

服用方法の注意点

1日2錠を2回にわけて服用してください。(月経開始2~5日目に服用を開始してください。)