成人用肺炎球菌ワクチン予防接種をお受けします

当院は横浜市成人用肺炎球菌ワクチン予防接種協力医療機関です。
横浜市内に住民登録があり、次のいずれかに該当する方は、公費助成により3,000円で接種することが出来ます。
ただし、過去に一度でも23価肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は公費助成の対象となりません。

対象外の方で、ご希望の方には自費にてお受けしております。

◆対象者:対象となる方には、横浜市より予診票が送られます。

◆対象年齢
(1) 65歳の方
(昭和34年4月2日生まれ以降の方には、65歳誕生日の2~3週間前に個別に通知します。)
※昭和34年4月生まれの方は、送付が4月中旬になります。

対象期間: 65歳の誕生日から66歳の誕生日の前日まで

(2)60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に1級相当の障害のある方(障害の程度が確認できる身体障害者手帳や診断書をお持ちの上、ご自身で区の福祉保健課に行き、予診票をお受け取りください)

対象期間:60歳の誕生日から65歳の誕生日の前日まで

◆費用
公費:3,000円  自費:7,480円(税込)

◆接種に必要なもの
予診票、住所・氏名・年齢を確認できるもの(健康保険証)

◆ご注意
成人用肺炎球菌ワクチンの定期予防接種は2回接種できません
 令和6年1月以降、成人用肺炎球菌ワクチンの定期予防接種がテレビCM等のメディアで扱われたことなどもあり、既に定期接種を受けられたことのある方が未接種と思い込み、誤って再度定期接種を受けようとする事例がおきています。

 成人用肺炎球菌ワクチンを定期接種として受けられるのは生涯1回限り(※)となっており、2回目以降は全額自己負担の任意接種でしか接種を受けられませんのでご注意ください。

5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みなどが強く出ることがありますので、任意接種として再接種を御検討される方は、5年以上の間隔をあけてください。

※過去に自費(任意接種)も含め、過去に23価肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は定期接種の対象外です。

◆肺炎球菌ワクチンって?

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。
この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。
日本人の約3~5%の高齢者では、鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。
これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
23価の成人用肺炎球菌ワクチンは、93種類に分類される肺炎球菌の型のうち病気を引き起こしやすい23種類の菌の型に効果があり、肺炎の罹患や重症化に対する予防効果が期待されます

 

☆詳しくは横浜市健康福祉局のページをご覧ください

 

投稿日:2024年11月29日|カテゴリ:お知らせ