ピルの服用方法について
※ピル・アフターピルは予約不要です。
ピルの服用方法についてまとめました。ご参考になさって下さい。
- ピルを飲んでいれば必ず避妊できますか?
- すべての人がいつも必ず避妊できるとは限りませんが、正しく服用した場合、1年間あたりの避妊失敗率は0.3%とピルは他の避妊法と比べ大変高い避妊効果を示します。
しかし、飲み忘れなど正しく服用できなかった場合、避妊効果は弱くなりますので毎日きちんと服用することが大切です。 - ピルの飲み方って難しくないですか?
- 難しくはありません。1日1錠ずつ、自分の生活パターンに合わせて毎日同じ時間に飲むことが大切です。服用時刻はいつでもかまいませんが、休日でも忘れにくい時間帯を選んで下さい。ピルを飲む時間に携帯のアラームをセットするのもおすすめです。また、吐き気が心配な人は、就寝前に飲むのも良いでしょう。
- いつからでも飲み始められますか?
- 基本的に1シート目は月経開始第1日目から、または月経開始後の最初の日曜日から飲み始める方法があります。
☆Day1スタート(月経初日からスタート)
月経第1日目から飲み始めます。飲み始めた日から避妊できます。
☆Sundayスタート(日曜日からスタート)
月経開始後の最初の日曜日から飲み始めますSundayスタートの場合、飲み始めた日から避妊できるとは限りませんので飲み始めの1週間は他の避妊法を併用する必要があります。
ピルには21錠タイプと28錠タイプの2種類があります。
☆21錠タイプ
ホルモンの入った21錠が1シートになっています。毎日1錠ずつ同じ時間に決められた順番に従って21日間飲みます。
1シート飲み終わったら7日間休み、その後再び新しいシートの錠剤を同じように飲みます。
この再スタートの日を忘れ、次のシートの飲み始めが遅れると避妊失敗の恐れがあります。
☆28錠タイプ
ホルモンの入っている錠剤21錠にホルモンの入っていない錠剤(プラセボ錠)7錠を
プラスした28錠が1シートになっています。
毎日1錠ずつ同じ時間に決められた順番に従って28日間飲みます。
1シート飲み終わった翌日から新しいシートの錠剤を同じように飲みます。
毎日1錠ずつ飲むだけで、7日間の休みがしっかり守れるよう工夫されています。
基本的にはこれの繰り返しで月経は規則正しい28日周期になります。
ピルは飲み忘れると避妊に失敗することがあります
飲み忘れるとせっかくの避妊効果が弱くなってしまいます。
まず自分の生活パターンを想定してみてください。その中であなたが忘れにくい時間を見つけてください。
→毎日同じ時間ならいつでも結構です。
もしも飲み忘れてしまったら?
① 1日分(1錠)飲み忘れた場合
気づいた時点でただちに飲み忘れた錠剤を服用してください。
その後の錠剤は通常どおり服用します。飲む忘れが1〜7日めの場合は、念のためコンドームなど、他の避妊法を7日間併用しましょう。
② 2日分(2錠)以上連続して飲み忘れた場合
そのシートの服用を中止し、中止している間は他の避妊方法を行います。
次の月経初日から再び新しいシートの服用を開始します。