乳がん検診8つの特徴

1.信頼の実績

当院は、2016年8月に乳がん検診を開始してから早くも10年目に入り、のべにしておよそ2万名以上の患者様にマンモグラフィ検査、乳房超音波検査をご受診頂きました。

当院の院長は、長年の産婦人科専門医としての経験に加えて、マンモグラフィ読影医、乳がん検診超音波検査判定医師、乳房疾患認定医としての認定も受けております。
さらに、2024年度には関東日本産婦人科乳腺医学会会長・横浜市医師会乳がん検診精度管理委員会の委員を拝命し、乳腺外科医や放射線科医の先生方とともに横浜市の乳がん検診に中枢的な存在として乳がん検診に携わらせて頂いております。

2024年度関東日本産婦人科乳腺医学会会長ご挨拶
乳がん検診受診者がのべ2万人を突破

2.マンモグラフィ検診施設・画像認定施設としての認定

乳がん検診において適切で高品質なマンモグラフィ検査を提供できる施設として、NPO法人 日本乳がん検診精度管理中央機構(精中機構)より施設としての認定を頂いております。
マンモグラフィ検診施設・画像認定施設としての認定を受けるためには、画像のクオリティ、読影精度、線量管理、すべてにおいて高い水準が要求されるばかりか、スタッフ一人一人のスキル向上も必要であり、クリニックレベルで認定を受けている施設は神奈川県でもわずかしかありません。

マンモグラフィ検診施設・画像認定施設

3.乳がん検診と子宮がん検診の同時受診が可能

当院は産婦人科・乳腺内科であるため、子宮がん検診や性感染症検査(ブライダルドック)との同時受診が可能です。

更年期の女性ホルモン検査、一般的な健康診断の採血項目を加えた「レディースドッグ」もご用意しております。横浜市の子宮頸がん検診・乳がん検診の同時受診も可能で、スクリーニング機関として女性の健康を総合的にサポートさせて頂いております。

的野ウィメンズクリニックのレディースドックの特徴

4.総合判定でより精度の高い検診の実施

当院では乳がん検診において、マンモグラフィと乳房超音波検査の同時受診による総合判定を積極的に行うことで、より精度の高い乳がん検診を目指しております。
マンモグラフィと超音波検査には、どちらもメリットデメリットがあり、一概にどちらが良いとは言い切れないところがあります。
総合判定では、一人の医師が、マンモグラフィの所見を参照しながら超音波検査の所見を総合的に判断してカテゴリー判定を行うことにより、しこり(腫瘤)の中の状態や広がり具合までさらに精密に観察することができ、乳がんの検出率を上げつつ要精検率も下げることが期待できます。

マンモグラフィと乳房超音波による総合判定

5.痛みを軽減する圧迫板、低線量化も実現

マンモグラフィ装置は、富士フィルムのデジタルマンモグラフィを導入しております。
当院が導入しているデジタルマンモグラフィは、撮影時の低線量化を実現したばかりではなく、FS(Fit-Sweet)圧迫板により、圧迫時に優しく乳房(乳腺)全体にフィットすることで圧力が分散されます。
患者様の乳房撮影時に感じる痛みは従来よりも軽減されております。

マンモグラフィ圧迫自動減圧制御システム「なごむね」を導入

6.ダブルチェック体制によりさらに漏れをなくす

乳がんは、独特の微妙な画像の読影技術を要求されるため、訓練を受けた医師でなければ正しい診断をすることは困難です。訓練を積んだ読影医であっても、読影医も人間なので存在する情報を見落としたり、逆に不必要な情報を過度に取り上げてしまうといったミスも起こりえます。
そのため、横浜市のがん検診の場合には、横浜市の精度委員会にて二次読影がされます。当院では自費検診の場合においても、必ず2名の医師が読影するというダブルチェックを行ない、見落としを防ぐ体制を作っております。

二次読影を行う先生方のご紹介はこちら(土曜日担当女医先生)

7.検査結果はその場で丁寧に説明

マンモグラフィ撮影後は必ず読影医に診察室でお会い頂き、マンモグラフィの画像を確認しながらご説明を行います。
そのため、結果報告書の見方がわからずに患者様がご不安に思われる心配はありません。

ただし、横浜市がん検診など二次読影が後日の場合、診察日当日に一次読影の結果を診察室にてご説明し、二次読影の結果は後日郵送となります。

8.良心的な料金体系

当院では、土曜日に担当する女医の先生方を除き、複数の常勤医師が在籍していないため、利益追求に走ることなく良心的な価格設定を行うことができております。
さらに、対象年齢となる方には横浜市の乳がん・子宮がん検診や症状がある方の保険適応などを積極的におすすめすることにより、それぞれの患者様にとって一番コストがかからないお安い料金体系をご案内しております。
患者様のご年齢・症状をお伺いし、どのような組み合わせで診察させて頂くのが一番経済的なご負担が少ないかを考えながら診療に当たらせて頂いております。
このような診療は産婦人科医である傍ら乳房疾患認定として長年診療にあたってきた当院ならではの診療スタイルであると自負しております。

乳がん検診の費用

乳がん検診についてのお願い

当院の乳がん検診では、痛みの少ないFS圧迫版を採用しておりますが、乳房を圧迫して撮影するため、痛みを感じることがあります。

痛みには個人差がありますが、月経前の1週間程度は乳房が張り痛みが敏感になるため、月経後7~10日目ごろの乳腺がやわらかくなる時期に検査を受けることをおすすめしております。

診察前に上半身すべてお取りいただいて、検査をお受けいただきます。できるだけワンピースをさけて、上下セパレートの脱ぎ着しやすい服装でお越しください。

マンモグラフィ検査を受けられない方

下記項目に該当する方は、マンモグラフィ(乳がん検診)の検査をご受診いただくことができません。乳腺エコー単体でのご予約をお取りください。

  • ペースメーカーをご利用されている方
  • 豊胸手術をされた方
  • 妊娠中、あるいは妊娠の可能性がある方
  • 授乳中の方