診療時間について

 
午前
午後

9:30-13:00/15:00-19:00
(受付は診療終了30分前で終了)

※土曜日は9:00-11:30、12:00-14:30(11:30-12:00休憩)の診療です。

休診日:水曜・日曜・祝日

詳細はこちら

〒221-0802
横浜市神奈川区六角橋1-6-14
白楽メディカルセンター4階

東急東横線「白楽」駅徒歩1分

詳細はこちら
   ヘルスケア大学 フェイスブック

※ピル・アフターピルは予約不要です。

アフターピルはどのような時に用いますか?

避妊をしなかった性交後や、低用量ピルの服用を忘れた時、又はピルを下痢・嘔吐などで吸収できなかった場合、コンドームが破れたり外れたり、不適切な使用方法だったり、その他の避妊具の不適切な装着、破損、脱落や無防備な性交があった場合、更に、レイプや性的暴行後などの場合にも適用されます。72時間以内に行うことにより、望まない妊娠を80%減らすことができます。

緊急避妊法(EC)はどのように行うのでしょうか?

緊急避妊法

日本では、従来からヤッペ(Yazpe)法が用いられておりました。ヤッペ(Yazpe)法とは、性交後72時間以内に中容量ピルを2錠服用し、12時間後にさらに服用する方法です。

これに加えて、2011年の5月より緊急避妊薬(ノボノルゲストレル配合錠)が発売になりました。ノボノルゲストレル配合錠は、女性ホルモンである黄体ホルモン製剤で排卵抑制効果があり、性行為後72時間以内の服用で、妊娠の確立が20〜30%減少し、吐気などの副作用が軽いことが特徴です。

中容量ピルとノボノルゲストレル配合錠の違いは?

中容量ピル

ノボノルゲストレル配合錠が緊急避妊剤と明記されており、副作用の発現が少ないことです。中容量ピルは1日に計4錠を内服することになりますので、服用した方々はかなりの頻度で、嘔気や嘔吐などの副作用がありますが、ノボノルゲストレル配合錠は一回2錠(黄体ホルモンのみ)内服するため、嘔気の副作用が少ないです。

当院でも実際に2011年6月から処方しておりますが、ノボノルゲストレル配合錠を服用して嘔気を訴えた方は今までは一例もございませんでした。

性交から72時間以内に正しく服用した場合の避妊率は、ヤッペ法だと75%前後、ノボノルゲストレル配合錠が84%前後と、ノボノルゲストレル配合錠の方が高い確率となっています。しかも副作用が少ないため、お勧めではございますが、薬価(=薬の仕入れ値)が高いというデメリットもあります。したがいまして、当院では患者様のご希望により、ノボノルゲストレル配合錠か中容量ピルをお選びいただくことにしております。

万一、服用して吐いてしまった場合はどのようにすれば良いですか?

服用して吸収されないうちに(およそ2-3時間以内)に嘔吐してしまった場合は、必ず病院に連絡し、再度処方してもらって下さい。

緊急避妊法をご希望の患者様へお願いしたいこと

この避妊法は緊急時の為だけにあり、一時的に体のホルモンバランスを乱しますので、何度も繰り返すことは出来るだけ避けたほうが良いと思います。パートナーの理解を得て、OC(低用量ピル)などの避妊法を考慮して頂ければと思います。

緊急避妊法(モーニングアフターピル)は避妊失敗後、72時間以内に処方されたピル(ノボノルゲストレル配合錠)を服用すれば良いので、心理的には理解出来るのですが、真夜中に産婦人科の夜間救急外来を受診することは避け、翌朝の外来にご来院されますよう、ご協力をお願い申し上げます。

当院では、水曜・日曜・祭日を除く朝9:30から診療を致しておりますので、お急ぎの方は9:30に直接クリニックまでお越し頂き、受付にその旨お申し付け頂ければ、出来るだけ迅速に対応致します(予約がない場合でも、受診可能です。予約優先のため混雑時にはお待ちいただきます。また午後は、午前中よりも比較的空いている傾向にございます)。